江戸時代「甘酒」は夏の飲み物として売られ、夏バテ防止の飲み物として重宝されていました。米麹で作った甘酒に古代米を加えたシンプルな甘酒です。 古代米のあざやかな色はポリフェノール、アントシアニンの色で、甘さは自然の米麹です。甘酒は麹菌がつくる酵素で、米に含まれるでんぷんやたんぱく質等が分解されてできたぶどう糖・アミノ酸・ビタミンにより、自然な「甘味」と「風味」が一体となった飲み物です。発酵している甘酒は深みのある甘さなんです。腸内環境を整え、食中毒防止に役立ちます。
朝紫は、もち米の品種の黒米です。紫黒米(しこくまい)とは玄米の表面が濃い紫色をした黒米のことで、中国・東南アジアなどでは古来より薬膳料理や祭儀等に用いられてきました。しかし在来種の紫黒米は長わらで、倒伏しやすいなど栽培しにくいものでした。そこでインドネシアのバリ島在来の紫黒米に日本の改良品種を3度かけ合わせることにより1996年、日本で始めての改良型紫黒米「朝紫」が誕生!秋には、中の黒い玄米が、モミガラを通して紫色に透けて見えます。